スポンサーリンク

旦那のアトピー症状(後期)

皮膚科の通院したり、様々な薬を試したり・・・

それでも季節の変わり目や真夏の発汗など些細なことで酷くなるアトピー

しかし、そんな生活に転機が訪れます。

 

引っ越し、そして結婚

私達は付き合って3年目で結婚を決意。

旦那の転職を機に、まずは同棲を開始。

3ヶ月後に籍を入れました。

 

結婚が決まる前までアトピーについて結構調べていた私。

色々調べた結果、旦那の生活リズムや今の家から引っ越し等をしないと

アトピーを改善できないだろうと確信していました。

旦那は当時実家に住んでいて、自分の部屋は畳のうえにフローリングのシートを引いた床。

部屋に物も多く、マンションも古かったので、まずハウスダストの被害は確実でした。

畳もシートで隠れていて掃除していないので、ダニ等の発生が懸念されていました。
何より怖くて剥がせない。。

また、実家とはいえ旦那は仕事帰りに外食して帰宅することも多かったですし、

独身男性の食生活は良いものとはいえません。料理もできません。(今もしません)

 

引っ越しを機に、私は大きく決意。

旦那のアトピーを少しでも軽減すべく、次々と実行に移します。

 

食生活と生活リズムの改善

まず食生活を重視。

これは、アトピー改善に腸内環境を整えることが最重要と思っているためです。

そもそも体内でタンパク質をアミノ酸に変えられずに異物だと認識され、

症状が出てしまうのがアトピーという病気。

そこで、和食中心の食生活に。

外食は控え、発酵食品とオメガ3とオメガ9の油、飲み物はお茶やお水を中心にしました。

 

また、生活リズムも徐々に改善。

ベッドに入るタイミングは必ず私と旦那同時にしました。

先に私が布団に入っても、旦那がいつまで経っても寝室に来ないためです。

寝れない・寝付けないなどの強迫観念や、どうせ寝れないならと夜中に作業を始めてしまう癖、

寝ると痒みがでる恐怖心などから、なかなか寝る体制に入れないのだと思います。

これは直接聞いたわけではなく、旦那を長年観察してわかったことです。

旦那に、なんで寝ないの?と聞いても「なんか寝れなかった」とか「ごめん・・・」等しか言いません。

本人も無意識のうちに”寝るということ”に恐怖心を抱いているのだと感じました。

 

『あなたが寝ないのなら私も寝室に行かないよ作戦』です。

これも多少の強制力や威圧がありますが、寝れないストレスよりマシです。

旦那も、(自分が寝ないから妻が寝れない・・・)と思い夜にベッドで寝るようになります。

私が先に寝てしまい朝方旦那が隣にいないことに気づく

なんてことも最初はしょっちゅうありましたが、

徐々に生活リズムは良くなっていきました。

今では私より先に寝てしまうことのが多いくらいです。

 

共同生活半年にして改善されたアトピー

引っ越して半年ほど経った頃は見違えるほど改善されました。

はじめは数ヶ月で、首や腕など肌が変化。

今までは掻き痕などで傷だらけでしたが、それがみるみるうちになくなってきました。

 

引っ越した頃は春だったので少し肌寒い日もあり、

アトピーには入浴も良いと書かれていたので湯船に浸かった時もありましたが、

きまってその後痒みが襲ってくるので入浴自体に嫌悪感を示す旦那。

(実家のときは古いマンションだったので湯船に浸かることができずシャワーのみで過ごしていました)

 

半年後、肌寒くなり始めてからまた湯船に浸かるようになったのですが、

その後に痒みが一切ない。

また、真冬はお風呂に入らないで寝る日もありました。

こんな事絶対ありえなかったのに・・・!!!!!!!

アトピーの方はお風呂必須です。

真冬でも痒みがあれば必ずお風呂に入ってリセットしたいはず。

旦那はお風呂に入らなくてもいいや~ができるようになっていました。

 

それは私達の中で大革命となりました。

長く険しい道のりだと思っていたアトピーに、短期戦で勝利したような。

 

お金もそんなにない、お互い仕事もしている、飲み会だって行きたい。

そんな私達夫婦が、特別厳しい制限を設けたわけでもなく、

アトピー改善に至れた経緯を、アトピーに苦しむ多くの方に共有できたら幸いです。

 

厳しい制限や高価なオーガニック食品、サプリメント、運動、断食等・・・

なかなか実現が厳しいと思っている方たちに読んで頂ければ幸いです。

そこまでしなくても、もしかしたら良い方向に改善されるかもしれない。

 

間近でアトピーの辛さを目の当たりにした私です。

少しでも楽に改善できたら、苦しむ人が減ったら嬉しいなと思っています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました