アトピーの皆さんにとって、シャンプー選びはかなり重要。
旦那も合わないシャンプーを使用すると、頭皮の調子が崩れてかさぶただらけになっていました。
ここでは旦那が試したシャンプーを紹介します。
※試した時期:一番肌が荒れていて、頭皮も掻き壊しとにかくフケがすごい(まずフケを治したい)
※合うかどうかは完全に個人差がありますので、参考として頂けると幸いです。
愛用していたシャンプー
オクトシャンプー
【まとめ買い】オクト シャンプー (医薬部外品) 320ml×2個セット
成分:有効成分:ピロクトン オラミン その他の成分:ラウレス硫酸Na、ラウリン酸アミドプロピルベタイン液、POEラウリン酸エタノールアミド、ヘキシレングリコール、POE水添ヒマシ油、ジステアリン酸グリコール、ラウリルジメチルアミンオキシド液、クエン酸、香料、無水硫酸Na、モノラウリン酸ポリグリセリル、塩化トリメチルアンモニオヒドロキシプロピルヒドロキシエチルセルロース、塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体液、メタクリロイルエチルベタイン・メタクリル酸エステル共重合体液、甘草抽出末、安息香酸Na、黄203、緑3
旦那はオクトシャンプーを常用していました。
色々試した結果、オクトが一番効いた(フケが収まった、痒みがひどくならない)そうです。
オクトの有効成分、ピロクトンオラミンは真菌症の外用薬で、フケの防止やカビなどに効果的です。
この時の旦那は『脂漏性皮膚炎』の疑いがあったため、オクトの成分とマッチしたのだと思います。
洗浄力強めなので(ラウリン酸アミドプロピルベタイン液)、素早く洗浄することをおすすめします。
主にフケに困っている時期に使用するのが良いと思います。
使用してみたシャンプー
コラージュフルフル ネクスト シャンプー
コラージュフルフル ネクストシャンプー すっきりさらさらタイプ 400mL (医薬部外品)
成分:ミコナゾール硝酸塩*、ピロクトンオラミン*、アルキルカルボキシメチルヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウロイルメチル-β-アラニンNa液、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、濃グリセリン、プロピレングリコール、コハク酸-ナトリウム、無水クエン酸、水
*印は「有効成分」、無印は「その他の成分」
有効成分のミコナゾール硝酸塩とピロクトンオラミンは抗真菌作用があるのでカビなどが原因のフケにダブルで効きます。
フケに良いし評判も良いとのことでこちらを使用。しかし、効果なし・・・。
旦那の肌にミコナゾール硝酸塩が合わなかった模様。
人によってアレルギー反応のようなものがでてしまうようです。
かゆみや爛れがひどい場合は使用しないほうが良いかも。。。
完全にフケやフケに伴うかゆみのみ場合は有効性ありです。
CurélシャンプーD1
成分:グリチルリチン酸ジカリウム*、水、ラウレス硫酸Na、ラウリルヒドロキシスルホベタイン液、アルキルグリコシド、POE(16)ラウリルエーテル、PPG、塩化トリメチルアンモニオヒドロキシプロピルヒドロキシエチルセルロース、安息香酸塩、ヤシ油脂肪酸エタノールアミド、ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸Na、無水クエン酸、塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体液、POE・POPジメチコン共重合体、エタノール、エデト酸塩、水酸化ナトリウム液、オレンジ油、水酸化ナトリウム、ユーカリ油
*は「有効成分」無表示は「その他の成分」
有効成分のグリチルリチン酸ジカリウムがアレルギーや炎症に作用し、口にいれても安全な成分の為、敏感肌の方や赤ちゃんにも使用できるとのこと。※シャンプー自体は決して口に入れてはいけません
こちらもフケに効かず・・・
炎症のみの症状の場合は有効性があるかもしれません。
軽い炎症などに効果的。洗浄力も弱く、泡立ちがいいのでしっかり洗うことが大切。
NOV ノブ シャンプーDS
NOV ノブ シャンプーDS 250ml (しっとりタイプ)
成分:水、ココイル加水分解コラーゲンK、ラウレス硫酸Na、BG、ジオレイン酸PEG-120メチルグルコース、加水分解コラーゲン、DPG、クエン酸、クエン酸Na、ポリクオタニウム-10、メチルパラベン
低刺激と保湿効果を備えた敏感肌や頭皮・髪質の向上に特化したシャンプー。
当時の旦那の状況ではフケには効かず、かゆみも取れず。
炎症がひどすぎる場合に低刺激と保湿効果でケア。炎症が収まって現状維持したい場合も○。
シャンプーの選び方
1.目的を明確にする
使用の一番の目的を明確にします。
・アトピー炎症がつらいのか?
・フケがひどいのか?
・治ってきたので現状維持したいのか?(皮膚の再生能力をあげる)
・においが気になるのか?
2.目的合ったシャンプーを選ぶ
痒みも抑えたいしフケも治したいし髪質も向上させたい!と一気にケアしようとしても治りません。
1番の悩みがフケの場合はフケ治療を重視した薬用シャンプーから試しましょう。
炎症の場合、炎症の度合いにもよります。あまりにもひどい炎症で、とにかく低刺激のシャンプーでコンディション維持し薬で治すパターンと、炎症が出始めたので消炎効果のあるシャンプーを使用するパターンなど。
3.○○に効く!や流行に惑わされない
今、成分表や成分などネットで検索すればいくらでも調べられる時代です。
見出しや流行に惑わされずに、成分(有効成分)や効能で判断しましょう。
わからない場合は医師に確認するのもいいですが、美容師さんの中には成分にやたらと詳しい人がいたりするので、頼ってみるのも手です。
自分に合うシャンプーとは?
毎日使用するシャンプーやコンディショナーは、食べ物と同じくらい重要です。
旦那はオクトを愛用していましたが、それも「フケに有効」で「炎症がそれ以上ひどくならなかった」だけです。
頭皮は毎日薬を塗っていましたし、フケが治まったことで炎症の問題は残っていました。
ただ、当時シャンプーを変えるとまず必ず悪化するという事象があったので、現状を変えられずにいました。
現在、パンテーンなど普通のシャンプーを使用している旦那(においが好きらしい)。
オクトから離れられる日が来るなんて・・・!と感動していました。
頭皮にも異常はなし。
汗や花粉などでかゆみを感じたときだけオクトを使用しています。
このように、今の頭皮や髪の状況に合った使用方法が良いのではないかと考えています。
肌の荒れ具合で化粧水等ケアの仕方を変えるように、シャンプーにも選択肢を持っておきたいですね。
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