うちの夫婦は「せーの」でベッドに入って寝るのが習慣です。
(これには理由があり、こちらの記事にて説明しています)
布団に入り、あーだこーだと一日の総括。寝れないとリラックスミュージックを流します。
そのうちに、カツカツ!と歯が鳴る音が聞こえてきます。
・・・そう、旦那です。
(なぜか眠りに落ちる寸前に歯を鳴らす旦那。もう意識はありません)
あんなにしゃべってたのに、もう寝たのか。。。
最近は私よりも寝付きの良い旦那はん。ずるい。
しかし、これは私達夫婦にとって奇跡に近い事実でした。
眠れない旦那、寝不足の夫婦
旦那は結婚する前、かなりひどめのアトピーでした。
詳しくは別記事で。
とにかく痒みと不快感で寝れず、同居し始めた当初も朝方やっとベッドへ来ることも。
肌の掻き壊しや流血はしょっちゅうでしたし、不眠やストレスフルでさらに悪化する状況。
仕事への支障
日常への支障
健康への弊害・・・悪循環の日々。
アトピーという病気
妻の私はアレルギーというものが一切ありません。花粉さえも。
アトピーも存在や症状はなんとなく知っていたものの、詳細はよくわかりませんでした。
旦那と付き合いはじめ、アトピーと向き合うことになり知った事実があります。
一つは、難病指定するべきではないか。ということです。
私が知っているだけでも、
掻痒感による ⇒ 不眠・肌の掻き壊し(肌が傷つく、痕が残る)・集中力の低下・ストレスの上昇・・・他
それに伴い ⇒ 更に外出したくなくなる、肌を隠す、肌や落ちつきがないことを他人に指摘される等の弊害。
さらに ⇒ 治療法がない、ステロイドの副作用、脱ステロイドへの模索
ここに加えて、個人単位での体に合った薬や治療法を探さなければならないという現実。
この状況だけでも過酷と言えます。
個人差が大きい病気とはいえ、まともに働くことさえ難しい状況もある病気です。
難病指定されるべきでは?とどうしても思わざるを得ません。
私が知ったもう一つの事実は、アトピーに対する世間の無知です。
これはどの病気においても言えるかもしれません。
しかし、アトピー患者数はかなりの人口です。
アトピー性皮膚炎の患者数は、近年急増傾向にある。厚生労働省の患者調査の総患者数によると、2008年に約35万人だった患者は、17年には16万人増の約51万人になったという。原因はわかっていないが、先進国では、花粉症などのアレルギー疾患全体の患者数も増加傾向にある。
2020/6/8付日本経済新聞 朝刊 引用元:日本経済新聞
ここまでの人数がいるにも関わらず、理解が追いついていない。
このことがアトピー患者の弊害になっている気がしてなりません。
ブログをはじめた理由
この状況を鑑みて、私の出した結論は
一人でアトピーと向き合う難しさ
でした。
一人では絶対に難しいアトピーとの共存を、旦那と私2人で対峙してやろう、と。
旦那と同じように、アトピーに悩まされている多くの方たちと、その近くにいる方たち。
アトピーを少しでも理解して支えてあげると、彼らの生活は大きく変わると思います。
少しでもアトピーへの認知と理解が深まれば、と思い始めたブログです。
以下の記事はアトピー以外の方へ向けたものなので、合わせて読んで頂けると嬉しいです。
沢山の人へ、とどけ!!
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